2002年2月14日
さいたまスーパーアリーナ国民大集会







小泉医療改悪許さない!!

香川から職員11名、組合員3名の計14名で行ってきました。
早起きし朝7:40発のJASで羽田へ。モノレール・JRを乗り継ぎ、衆院議員面会所での集会へ参加。約200名が医療を守ろうと全国からつめかけ医療改悪に反対する約32万の署名を提出しました。(香川は荷物になるので先に送付済)
 続いて、香川2区選出の木村義雄議員(自民党)へ陳情行動、14名がわざわざ飛行機代を使って香川から面会に来たのに、秘書は中にも入れてくれずに入り口で趣旨は伝えますからとこちらの要請内容も聞かずに要請は終了。ほんとに証拠写真をとる時間しかありませんでした。帰り際に何森Dr.が「香川の有権者は木村議員がどういう態度をとるか見ていますよ」という趣旨のひと言を投げかけたので医療生協・民医連らしい要請になりました。
 次に、四国比例選出の春名眞章議員(共産党)の部屋を訪れました。議員本人は総務委員会で憲法調査会の議事の最中だったのがTV(国会内の有線!?みたいでした)に映っていました。秘書の坂東さんが14名全員を部屋に招きいれお茶をいれてくれ、朝から移動しっぱなしだった我々も休憩をとることができました。(テーブル上の茶菓子をみんなバリバリと食べたことはあまり大きい声でいってはいけません) その後、地下2階の議員食堂で一同昼食をとり暫し休息。
 気を取り直し、冷たい北風が吹くなか一路、さいたまスーパーアリーナめざして移動。
着いて赤いハッピを着ていたら「しんぶん赤旗」記者が写真を撮りに(若者中心に撮りますと言いながら)よってきて藤島さんにインタビュー。会場は、全国から集まった1万5千人の人、人、人の波で「小泉内閣の医療改悪は許さない」の熱いうねりに包まれました。
医療団体連絡会議代表の高柳新さんが開会あいさつ。国民春闘共闘代表幹事の小林洋二さんは主催者あいさつで、
「小泉医療改悪はもっぱら患者と国民と病院に負担と痛みをおしつけるもの。弱い者いじめの典型」と指摘。日本共産党の
志位和夫委員長の訴えに、参加者は「そうだ」の声でこたえてました。各地の報告の中で北海道釧路の医院の若い事務職員の訴えが反響を呼んでいます。発言の要旨は以下の通りです。
「私は先日閉山された太平洋炭鉱の診療所で働いています。炭鉱の閉山で千人の失業者が出ました。医療保険は任意継続ですが6〜7割に減った収入から保険料を全額支払い、そのうえ健保本人窓口負担が3割になったら病院から足が遠のくのは明らかです。釧路では消費が伸びず大型店が撤退し、地元スーパーや水産加工業者もつぶれています。人が働く場所がなくなる、生活の糧がなくなる、どうしてこれが「改革」なのでしょうか。小泉改革は真冬に北海道よりも冷たいと思います。
政府案がまとまってもう成立は決まりのような報道がありますが、とんでもありません。決まったのは私たちがつぶす法案が何かということです。たたかいはこれからがほんとうの本番です。」
香川からの参加者は、医療改悪に反対する国民の大運動に確信をもって帰路につきました。


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