3月9日(土)〜10日(日)にかけ第30回冬の「ひまわり学校」が開かれました。この「ひまわり学校」は障害を持つ子どもとその家族を対象に「障害をもった子どもも雪遊びを楽しもう」と高松平和病院小児科の発達グループ、養護学校の先生、香川大学、香川医大のボランティアサークルがスタッフとして関わり、毎年開催されているものです。
今年は障害をもつ子ども14人、兄弟・家族21人、学校・病院スタッフ12人、ボランティア18人合計65人が大型バス2台で出かけました。大山の白い雪が見え始めるとみんなワクワク落ち着かなくなりました。
幸い、天気は2日間とも晴れ、のびのびとスキー、雪遊びに取り組みました。去年は雪遊びチームだったけど今年はスキーに挑戦した子、また雪遊びチームでも1年前とは違う遊び方ができた子、ボランティアより上手に滑られる子、一人でリフトに乗り止まらずに降りてこられる上級者がいて成長ぶりを実感できた雪の学校でした。おひさま教室に通っている子どもも2日間じっくり関わることで新たな関係が築けたように思います。
子どもたちをボランティアが預かっている間、親さんには何十年ぶりまたは初スキーに取り組んでもらい、親さんからも好評でした。夜は懇親会を持ち、第1回目から参加されている親さんから貴重な体験談を聞くことができ、学生、スタッフとも勉強になりました。
毎回、解散際には「来年も参加者を増やしてこの行事の楽しさを広げたい」と誓い合います。来年も多くの子どもの笑顔のために企画したいと思います。
|
|