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高松平和病院 内科医長
鈴木 秀和 |
発見時には半分が手遅れ
肺がんは現在、がんによる死亡原因の第1位となっています。発見時にすでに手遅れなものが半分を占めると言われています。逆に言うと、かなり進行してからでないと症状が出にくいがんであるということです。
肺がんの治療は手術、抗がん剤、放射線療法の3つが主なものです。大まかにいうと、小さいものは手術ですが、はじめから抗がん剤による治療の方が良いものもあり、一概に言えません。また残念ながら、いずれの治療法とも、他のがんと比べ決して良い状況ではありません。
早期発見にはCT検査
したがって少しでも早期に発見することが重要です。しかし普通のレントゲンでは、小さい影を見つけるのは難しく、本当に早期発見するためにはCT検査が必要なのです。でも、もっと重要なことがあります。それはタバコを吸うと肺がんになる確率が非常に高くなるということです。実は現時点でも肺がんの一番の対策は、まず禁煙なのです。
何でも相談を
当院呼吸器科では、肺がんの診断治療から禁煙まで、幅広く相談に応じています。特に肺がんは、詳しい説明を納得されるまで行い、患者さまとともに治療方針を決定していきます。お気軽にご相談ください。
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