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全職種参加の症例検討会を行いました

この全職種参加の症例検討会は民医連で30年近く取り組まれてきたもので、当院でも年に3-4回実施しています。毎回決めたテーマや事例を通して「患者様にとって必要な援助は何か」を様々な職種がそれぞれの視点で意見を出し合うものです。

今回のテーマは「人工物術後深部手術部位感染(SSI)に対する5病棟の取り組み」でした。ここ数年人工物(人工関節など)の手術件数は年間100例を超えており、香川県下ではトップとなっています。このような状況の中で、絶対ゼロにはできないと言われている術後感染の予防のための取り組みが報告されました。

医師からは「SSIとは」「感染の原因となりうるもの」「感染した事例分析」「手術室での対策」を、病棟看護師からは「術前・術後の予防のための取り組み」を、医事課からは「感染した例の入院期間、診療点数」が報告されました。その後感染対策委員会の検査技師や業務改善委員会、手術室の看護師から質問や意見が出されました。

今回の検討会で、今後の感染に対する調査や基準化しなければならないことが明確になりました。こういった問題に対して、全職員が認識を一致させ、創意で課題に取り組むチーム医療を今後も大切にして、患者・組合員さんに安心して利用していただける病院を目指していきたいと思います。

グラフ

医師

参加者


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