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香川民医連看護介護活動研究交流集会
「踏み出そう!いのち輝かせるために」開催

 今年で12回目を数える看護介護活動研究交流集会をサンポート高松で開催しました。

参加者たち 香川民医連の看護、介護職場で働く職員は約300名で、全職員数の4分の3を占めます。この大きな集団が患者、利用者の思いに寄り添い、いのちと生活を支える活動をまとめ発表する機会として続けてきました。

 記念講演は「人間裁判から学ぶ 〜権利はたたかう者の手にある〜」と題して朝日訴訟の継承者である朝日健二さんにお話をしていただきました。

記念講演 「人間裁判」朝日訴訟のあらまし、朝日訴訟の成果とその影響、いまの時代が朝日訴訟“前夜”の様相であること、再び朝日訴訟のように国民生活と権利、平和を守る運動の高揚の中で、「権利はたたかうものの中にある」ことを、穏やかにかつ情熱を持って話していただきました。「朝日茂さんは常々、権利はたたかうものの中にあると話されていました。今再び朝日訴訟のように多くの人々とともにいのちと平和を守るたたかいを!」

研究発表 研究発表はすべての職場から26演題を発表しました。「生きることをあきらめたくない」と最後まで治療を希望された患者様の思いに耳を傾けた事例や、糖尿病患者様の家庭訪問を通じてわかったことがその後の援助に役立ったこと、療養計画共有の時間を持つことで患者様の願いを受け止め実現できた事例など、多くの取り組みが報告されました。

 10人十色といわれるように看護にもどれひとつとして同じものはありません。それだけに、“共有”“ありのままを受け止める”“あきらめない”こと、患者家族の思いを知るために、さまざまな障害を克服するために、今いる場所から踏み出すことが大切であることを学びました。

看護委員長 藤井


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