6月に行われた平和と核兵器廃絶をアピールしながら県内各地を歩く「平和行進」に延べ50人の職員が参加しました。
8月3日には徳島から原水禁大会に参加する反核ライダーのみなさんが連帯のあいさつに立ち寄りました。
8月4〜6日の原水爆禁止世界大会には香川県代表団29人に職員3名(医師、看護師、事務)を送り出しました。(他に協同病院3名、組合員さん8名も参加)。大会途中で原爆症認定集団訴訟・広島地裁判決41人の全員勝利の第1報が伝えられると、参加者全員が一斉に立ち上がり、拍手が鳴り止みませんでした。(高松でも8月14日に1名が提訴しました。)
8月10日の職員全体会議では、原水禁大会参加報告とあわせて、中国大陸での従軍記を元兵士の方に語ってもらいました。
その方は「二度と戦争を起こしてはいけない、生き残った私たち兵士にとって、憲法第九条は無残に命を落とした戦友たちの血と涙の結晶だと思うのです。現在の平和憲法の改悪を絶対に許すわけにはまいりません」と職員に強く訴えたことが心に残りました。
また、香川県原水協理事の樫昭二さんからは、原水禁運動の歩みや、平和を脅かす憲法改悪の動き、高松平和病院が果たしてきた被爆者検診の歴史とその意義などの講演がありました。 |