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ひまわり訪問看護日記

 最近では、在宅で療養されている患者様で持続点滴や人工呼吸器を使用されている方、褥瘡(床ずれ)などの創傷処置を必要とされる患者様が増えています。

 創傷処置といえば、往診後に医師から指示された方法で訪問看護師が処置をしていましたが、傷の変化に適切に対応するためにメールを活用して成果をあげています。

 きっかけは、県看護協会のスキンケア研修会に参加して、新しい創傷治療法などを学んだことでした。

 ちょうどその頃、訪問看護を行っているAさんが熱湯で右大腿前面全体に 2 度の熱傷を発症し、 2 日間が経過していました。高齢で広範囲の熱傷のため、感染や脱水などの危険が高まっていました。田井さんは「これは大変。治療をすぐに始めないといけない。」と考え、主治医に写真をメールで送信しました。主治医は褥瘡チーム担当医師に写真を見せてその場で相談し、「ラップ療法にプロペト軟膏使用、毎日交換」の指示が出ました。毎日の訪問看護と 2 回の往診を行い、 4 週間後にほぼ完治しました。

 画像を用いたことで適切な判断が速やかにできたこと、往診担当医にも引継ぎがスムーズにできたことが良かったようです。

 今後ますます期待が高まる訪問看護です。ひまわりでは、新しい技術を導入してさらに質の高い訪問看護を提供します。


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