香川医療生協本部
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訪問看護師となって思った事

看護師:山下 眞弓

急性期病棟から訪問看護に異動し3年が過ぎました。 訪問看護は24時間対応の緊急当番携帯があること、人数の少なさ、1人で判断するなどデメリットがよく言われますが私なりに思ったことがあります。訪問看護の目的は治療ではありません。疾病を抱えながらでも住み慣れた家で居心地良く暮らすことを援助していくことです。

パスやマニュアルはなく1人1人にあわせたケアが必要となります。 病棟で決められた業務をこなす日々が続き心身共に疲れ切った私にとっては新鮮な学びがたくさんありました。また患者さんが自宅で最期を迎えることを希望した時、家族の方と一緒にお手伝いをすることもあります。日々の訪問でケアを行いながら最期を迎えた利用者さんの表情はとても穏やかでした。

独居であっても自宅で最期を迎えられた方は眠るように息をひきとりました。 エンゼルメイクを行い生前、愛用していた服をきた姿は静かで綺麗な姿でした。 大変な事もありますが命の尊さとともに後悔なく生きる事の大切さを教えていただいたと思っています。