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 協同組合 香川合同計算センター 速報に「社長の健康シリーズ」を連載しています。2008年9月号に掲載したものを編集しました。
健康シリーズ「高血圧」(その3)
(第201回 11月18日 )


 高血圧と診断された人が、すべて最初から薬を飲まなければいけない訳ではありません。まず、生活習慣の修正です。

 まず、塩分制限です。日本人の1日塩分摂取量は1987年に11.7gまで減少しましたが、ファーストフードや加工品の増加などにより1996年に13.2gまで上昇、最近は11〜12gとなっています。元来人類は食塩を0.5〜3gしか摂取していなかったと言われており、明らかに塩分過剰な食生活を送っている事になります。

 細かな食事指導は栄養士さんの栄養指導が必要ですが、簡単にいうと、味噌汁は薄味に、漬物は減らす、醤油やソースなどは控えめに、ウドンのツユは飲まないなどでしょうか。目標は1日6g未満です。

 野菜や果物は積極的にとる。外食の多い方は、単品の食事より野菜の付け合わせのある定食の方がよいでしょう。

 アルコールは控えめに。飲酒は血管を拡張させるために、一時的には血圧を下げる効果がありますが、毎日飲酒をすると血圧は上昇します。日本酒でいうと1日1合が目安です。

 適正体重の維持あるいは減量も重要です。

 一般的に運動をする人は血圧が低く、肥満者も少ないのが実際です。定期的な運動は血圧を下げる効果があります。


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