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香川医療生活協同組合

マレーシアで開催されたAPHCO(アジア・太平洋地域保健協同組合協議会)総会に出席しました

(第606回 10月22日 )

 10月13日(日)にマレーシアの首都クアラルンプールのホテルで、第9回APHCO(アジア・太平洋地域保健協同組合協議会)総会が開催され、会長として出席しました。 12日(土)に関西国際空港からマレーシアへの直行便でクアラルンプール国際空港まで6時間弱のフライトでした。

 当日の夜は、中華レストランで、マレーシア医師協同組合(KDM)のメンバーとの会食を行い、交流しました。

 APHCO総会は、13日の9時半過ぎから開会、主催のKDMのSyed医師から歓迎の挨拶があり、続いて、私が会長挨拶を行いました(以下、大要)。

 第9回APHCO総会にアジアの各地から出席していただきありがとうございます。昨年は国連が定めた国際協同組合年で、「協同組合がよりよい社会を築きます」をテーマにAPHCO加盟国においてもさまざまなとりくみがなされたことと思います。

 世界各地で協同組合が経済の危機に対し、すばらしい回復力を見せたことは言うまでもありません。昨年10月にカナダのケベックで国際協同組合サミットが開催されましたが、そこでは協同組合こそ危機に最も強い、すばらしい仕組みであることが数多く報告されました。引き続いてカナダのケベックで行われた第4回国際保健協同組合・社会ケアフォーラムでは、世界の保健協同組合の活動報告が行われ、ヘルスプロモーション活動がとても重要であることが再確認されるとともに、東京宣言を引き継ぎ、さらに発展させた「ケベック宣言」が参加者全員の大きな拍手で採択されました。APHCOは、この5年間東京宣言をもとに活動を行ってきましたが、今後はこのケベック宣言をもとに活動します。

 APHCOはインド・ケララにおいて行われた第8回総会で、ICA・IHCOとの組織関係を整理し、ICA・IHCOから独立した存在でありつつもアジアの保健協同組合の組織として世界の保健協同組合の発展に貢献することを決めました。アジアの保健協同組合においてAPHCOの組織が大きくなる事がきわめて重要な課題です。昨年、9月にスリランカのコロンボにおいて第17回理事会を開催し、活動の中間まとめをしましたが、APHCOの組織を大きくすることについてはまだ、前進がありません。ぜひ加盟国が増えるよう皆さんのご協力をお願いします。

 今年6月、医療福祉生協連は第三回通常総会を開催しました。APHCOの皆様からも多くの暖かいメッセージを頂きました。今回の総会で、私が新しく会長理事となりました。日本の医療福祉生協の発展とアジアの保健協同組合の発展のためにこれからもがんばりたいと思います。

 今回の総会でインド・ケララでの第8回総会、スリランカ・コロンボでの第17回理事会以降のAPHCOの活動について振り返りを行うとともに、次の総会の日程や場所について確認をする重要な役割を持っています。どうか、みなさんの積極的な意見で総会が成功することを願っています。

 ※APHCO(アジア・太平洋地域保健協同組合協議会)については、下記のアドレスを参照してください。

 http://kagawa.coop/hiraihou/20111018.html

 ※今回、副会長として再び選任されたインド・ケララ州のケララ協同組合病院のナラヤナン医師が、帰国する直前にクアラルンプール市内で心臓発作で急死しました。心よりお悔やみ申し上げます。

前 列、真ん中が私、右がKDMのSeyd先生、 左が通訳の堀内さん(日本生協連国際部)です。   インドからの代表です。左がケララ協同組合病院の故・ナラヤナン先生、マイクを持っているのがハリダサンさん、右がムンバイにある シュシュルシャ市民協同組合病院のデシュムク先生です。
前 列、真ん中が私、右がKDMのSeyd先生、
左が通訳の堀内さん(日本生協連国際部)です。
  インドからの代表です。左がケララ協同組合病院の故・ナラヤナン先生、マイクを持っているのがハリダサンさん、右がムンバイにある シュシュルシャ市民協同組合病院のデシュムク先生です。
マレーシア医師協同組合との会食時の巨大なデザートです。注文する時に、一人一つか、と念押しされたそうです。大きいよ、と 言ってくれたらよかったのに(笑)    
マレーシア医師協同組合との会食時の
巨大なデザートです。 注文する時に、一人一つか、と念押しされたそうです。 大きいよ、と言ってくれたらよかったのに(笑)
   

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