理事長のページを新設しました。医療・介護・福祉などをテーマにして、情報発信を行って行きたいと思います。毎週水曜に更新しますので、よろしくお願いします。
(第1回 9月6日)
「私にできること――地球の冷やしかた」(ゆっくり堂)という小冊子があります。地球温暖化防止の運動を行っている市民グループ「ハチドリ計画」が発行しているもので、インターネットを通じて購入する事もできます。
ハチドリは体長7センチ程度の小さな鳥で、高速ではばたきながら空中で静止する事で知られます。小冊子の中で、南米の先住民に伝わる話として次のような物語が紹介されています。
>森が燃えていました
>森の生きものたちは逃げて行きました
>ハチドリがクチバシで一滴ずつ水を火の上に落します
>動物たちは「そんなことをしていったい何になるんだ」と笑います
>ハチドリは答えます「私は、私にできることをしているだけ」
※全文は http://www.hachidori.jp/ でごらん下さい
毎日仕事をしたり様々な活動をする中で、一体自分はなんのためにやっているのかわからなくなったりする事はありませんか?目に見える成果がでないと、無力感に襲われることもあります。
医療の現場で仕事をしていると、患者負担増など毎年改悪が行われ、今年に入ってからは2−3ヵ月ごとに制度変更があり、今後どうなっていくのかと不安に思うこともあります。
この物語はそんな時に、一人一人の努力が世の中を少しずつではあってもよりよい方向に進めていくものだと教えてくれるように思います。
ハチドリで行こう!
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