(第3回 9月27日)
HPメインテナンス会社の都合で、先週はお休みしました。来週からは、週2回のアップをめざす予定です。
9月 18 日にベトナム協同組合連合会(VCA)の医療生協視察団が、高松にやってきました。 19 日から 22 日の4日間、日本の地方の医療生協の活動を視察したいとの希望があり、香川医療生協が受入れたものです。
自由ベトナム行進曲を
ベトナム視察団の方たちと合唱 日本生協連医療部会の国際活動の一環として、 2004 年の3月に協同組合運動の盛んなベトナムを訪問し、日本の医療生協の活動をベトナム保健省やVCAに紹介した活動が実を結んだものです。
N・C・クォク団長( VCA 副会長)はじめ、ハノイ周辺のバクニン、ナムディン、ハイフォンの各協同組合連合会長、 VCA 視察部長、協同組合経済情報新聞編集責任者の6人で、通訳は日本に留学中の大学生に無理をお願いしました。
初日は、藤谷恵三・医療部会事務局長の、日本における医療・介護事情と医療生協の現状と存在意義の講義の後、三木町の小蓑の食事会に参加、地域の組合員さんと昼食をともにしました。午後は、三木町の生協みき診療所を訪問、地域住民の健康を守りたいという願いが、医療生協の組織を生み、診療所建設を行った経験をについてお話をしました。
2日目は、日本の医療保険制度と医療生協の役割、8つの健康習慣や医療生協の患者の権利章典の講義の後、高松平和病院の見学を行いました。また、医療生協東ブロックの協力病院である、高松協同病院の高齢者ケア視察、組合員の健康づくりに参加(セラバンド)しました。
3日目は国分寺町のウォーク班会も体験、午後は高松平和病院スタッフによる歓迎集会と栗林公園の散策、最終日も医療生協の組織についての熱心な質疑応答があり、予定時間をオーバーするほどでした。
最終日の懇談会の席上で、クォク団長が、視察の感想と自分たちの課題を語りました。
「日本は国民皆保険制度があり、どこの病院でも医療が受けられるにもかかわらず、なぜ医療生協が必要なのかよくわからなかった。しかし、今回の視察でその理由がわかったような気がする」
「すぐに日本のようなやり方はできないが、すこしずつ日本に学びながら、医療生協づくりを行っていきたい」と、感想と抱負を述べました。
これからも、この運動に関わっていきたいと思います。
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