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 日本生協連・医療部会発行の、「虹のネットワーク」 2009 年4月号のコラム「社会派 しんさつ室 No.32」に掲載された文章を転載します。一部修正しています。

健康チェックを軸に、地域に足を踏み出そう (第239回 4月28日 )

 2月16日〜18日の3日間、下期単協代表者会議が開催されました。100年に一度と言われる経済危機の中で、国民のおかれている大変な状況と全国の様々な取り組みが交流されました。

 特に「年越し派遣村」に代表される派遣切りなどの状況が全国に広がっており、各地で行われている支援運動が報告されました。

 上伊那医療生協では、ブラジル系移住外国人を始めとした「派遣切り」など、職だけでなく住居も失った人のために「SOSネットワーク」を立ち上げ、支援活動をおこなっています。倉敷医療生協では、水島協同病院の前に「ほっとスペース25」を開設、相談を受け付ける活動を行っています。

 ハローワークの前で健康チェックを行ってはどうかという提案もありました。

 基調報告は、パラダイム(価値観)の変化が必要な時代、くらしと命を直撃する危機である事、生協は困難を突破するために生まれた、今こそ生協の出番、「助け合い」活動で危機を突破しようとよびかけました。

 特に、組合員は生協活動で職員は事業活動ではなく、組合員のいのちとくらしを守ることと事業経営を守ることは一体の活動である、と指摘しました。

 現在も全国で取り組まれている300万人対話大運動は、3月でいったん終了しますが、2009年度は「生協をいのちの分野に活かす大運動」に取り組むことが提案されました。キャッチコピーは「三つのあい」〜出会い、ふれあい、支えあい〜です。

 地域の実状は、足を踏み出して地域にでないとわかりません。まちに出る、聴く、医療生協を語る、といった活動スタイルが日常的に求められているのではないでしょうか。

 注1:スローガン等は(案)の段階で、5月に開催される医療部会総会で決定されます。

 注2:青森保健生協はハローワークの中で健康チェックを行いました。

 http://www.jhca.coop/topics/2009/090408_01.html

 注3:連休のためしばらく休載です。次回アップは、5月8日(金)です。


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