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 協同組合 香川合同計算センター 速報に「社長の健康シリーズ」を連載しています。2009年6月号に掲載したものを編集しました。

健康シリーズ「ウイルス肝炎について(その2)」 (第257回 7月10日 )

 今回はB型肝炎の話です。1960年代、輸血をすると肝炎が発生することが知られていました。1964年3 月に米国の駐日大使ライシャワー氏が暴漢に足を刺されるという事件が起こり、このとき行われた輸血によって輸血後肝炎となり、世間に大きな衝撃を与えました。

 それまで輸血用の血液は「売血」(自分の血液を売ってお金に換える仕組みがあった)が主でしたが、この事件以来、献血に切り替わることになります。

 B型肝炎は、感染者の血液が他の人の血液中に入ることによって感染します。感染者の血液中のウイルス量が多い場合は、体液などを介して感染することもありますが、通常の日常生活でうつることはありません。

 B型肝炎に感染すると、急性肝炎になることがあります。ごく一部に激症肝炎となり死亡することもありますが、多くの場合黄疸などが出現、体のだるさが出て入院が必要になります。最終的には、体からB型肝炎ウイルスを排除し、治癒します。

 一部に慢性化し、慢性肝炎、肝硬変、肝臓ガンが発生します。

 また、症状がでないままの状態(無症候性キャリア)として本人が気付かないまま、慢性化することもあります。いずれにしても早期発見・早期治療が重要です。

 もう一つの感染経路は、B型肝炎ウイルスに感染している母親からの出産時の感染です。この場合は、専用のワクチンを使用することにより感染を防ぐことができます。

 いずれにしても、検診時にチェックする事をお勧めします。

 肝炎ウイルスに関する詳しい情報は、以下のHPを参照下さい。

 http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou09/01.html


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