(第276回 10月02日 )
3月はじめにベトナムのホーチミン市で「医療生協セミナー」を開催し、本欄で紹介して来ました(226、227、229、230、231回)。このとき訪問した、ベトナムで最も原則的な医療生協活動を行っている、ハノイ北方にあるイエンバイ省イエンビン県のミンタン(ミンタインと聞こえます)保健協同組合の代表団が香川県を訪れました。
9月27日に来高、9/28〜10/1の4日間の視察で、10/2には高松空港を旅立つという慌ただしい日程でしたが、成果は十分あったようです。
1日目(9/28)は、生協みき診療所と三木町の山間部の組合員さんの活動の視察。
2日目(9/29)は、高松平和病院周辺の医療生協の活動や病院の紹介、合間で、私が日本の医療生協の活動の紹介と質疑応答を1時間ほど行いました。
3日目(9/30)は徳島健康生協の西部診療所(池田市)周辺の活動を見て頂きました。
4日目(10/1)は善通寺診療所の見学と山間部の宅朗所視察・足湯体験などを行いました。
私は、先に述べた医療生協の紹介の他、歓迎会と歓送会に出席しただけでしたが、慣れない異国の地で緊張気味だった表情が、日々穏やかに変わっていくのをみて、受入れてよかったと、とても安心しました。
写真は、9/29(火)の夜に行われた、香川医療生協組合員の歓迎会の様子です。
|
|
健康づくりに役立つ自動血圧計をプレゼントしました。先方から送られた刺しゅうです。 |
全員で「炭坑節」を踊りました。ピンクのアオザイを着ているのがミン・タンさんです |
|
|
ベトナム代表団の歓送迎会には「自由ベトナム行進曲」が定番です。
この曲を歌いはじめると、ベトナムの方は一緒に合唱を始めます。今回、原題を
聞いたところ、「国民のため、自己犠牲」だと教えられました。 |
香川医療生協の組合員さんへのプレゼントとして渡されました。ハノイの観光名所である「ホアンキム湖」です(手縫いですよ)。 |
|