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医療生協「いのちの大運動 秋の陣」
(第284回 11月6日 )

 日本生協連・医療部会発行の、「虹のネットワーク」 2009 年11月号のコラム「社会派 しんさつ室 No.39」に掲載された文章を転載します。一部修正しています。

 生協強化月間の中間点です。「いのちの大運動」秋の陣の重要な課題である、全組合員訪問や、自治体との懇談はすすんでいるでしょうか。

 失業率が少し下がったと言われますが、相変わらず5%を超えています。日本の失業率の統計は、調査時期の一週間のみが対象であり、たまたまその時期にアルバイトをしていれば「就業者」とみなされるため、実態より数値が低くでると言われています。

 民主商工会の方からも「会員が減った」という声を聞きます。不況のあおりで廃業や倒産が増えているためです。

 地域を訪問すると、そういった地域の状況がよくわかります。問題を解決するための方策を、「医療生協らしく」解決する、少なくとも相談にのり一緒に悩むことが大事です。

 民主党を中心とする新政権ができてから、自公政権時代の補正予算見直しの影響だと思いますが、行政の「待ち」の姿勢が目立つように思います。

 しかし、地域の抱える状況に「待った」はありません。地域の問題や社会保障を改善する課題を行政に伝えるには、この時期が最も重要です。来年度予算の骨格はこの時期に確定するため、健康づくり自治体訪問など、行政との懇談にこれまで以上に力を入れる必要があります。

 政権交代の影響で例年とは異なる面もありますが、むしろ今年こそ率直な意見交換を行うチャンスだと思います。

 組合員の願いや地域のおもいをかたちに変えるためにも、「いのちの大運動」をダイナミックに取り組んでいく必要があります。


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