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香川医療生活協同組合

健康シリーズ「腰痛」(その2)

(第326回 4月9日 )

 協同組合 香川合同計算センター 速報に「社長の健康シリーズ」を連載しています。2010年3月号に掲載したものを編集しました。

 前回、「動くことができる程度の腰痛は、徐々に活動を再開しふだん通りに体を動かせた方がよい」と書きました。とはいっても治療が必要な病気もありますから、

 「腰痛」の原因が特定できるのは15%程度で、85%は特定できないとされています。特定できる原因とは「腰椎椎間板ヘルニア」(ようつい ついかんばん へるにあ)「脊柱管狭窄症」(せきついかん きょうさくしょう)「腰椎骨粗鬆症」(ようつい こつ そしょうしょう)などの病気です。

 腰椎椎間板ヘルニアは、背骨(腰椎)の骨と骨の間のクッションの役割をしている椎間板が変性し、その中心になる髄核(ずいかく)が脊髄神経に向かい飛び出し、神経を圧迫・刺激するために症状がおきます。脚を伸ばした時に太ももの外側や、ふくらはぎに響くような痛みやしびれがあります。腰を曲げたり、体を傾けると楽になることもあります。まれに尿が出にくいなどの排尿困難や便秘などの症状が出現することもあります。

 治療については薬物療法、注射などがありますが、手術のタイミングが遅れるといけないので、早めに整形外科などの専門医に受診することをお勧めします。


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