(第508回 6月26日 )
香川医療生協の第33期・第44回通常総代会が、6月24日に高松市内で開催されました。総代定数200名のうち、書面議決書を含め195名の参加で開催され、2011年度のまとめと2012年度方針などの議案が採択され、新しい理事会が選出されました。
冒頭に行った理事長挨拶(大要)を紹介します。
2011年度は、4月に高松協同病院・回復期リハビリ病棟の増床、7月に高松平和病院の緩和ケア病棟の開設行い、この間の大型投資が終了し、新たな展開を始めました。
2012年度は医師・看護師・セラピストを始めとする人材育成、医療生協らしい地域包括ケアの実践など、医療・介護・健康づくりの事業と運動に力を入れていきたいと思います。
税と社会保障の一体改革について、医療福祉生協連の情報誌Comcom 7月号のコラムに消費税増税は行うべきではないという文章を書きましたが、政治が大きく変わっています。
案の定、増税のみが先行する3党合意ができ、社会保障についても、「健康や疾病の自己責任論」が展開されています。
政局もどうなるかわからない状況になり、「先行きが見えない」ではなく、「行き先が」みえない、というのが現状です。
政府は、何の科学的根拠もなく大飯原発の再稼働を決定しました。官邸前に数千人が集まり抗議しても、マスコミは殆ど報道しません。先日は4万人余りが集まりましたが、大手新聞が小さく扱っただけです。
四国電力は計画停電について発表していますけれど、四国電力のホームページには、電力の使用状況を示す「でんき予報」はまだ、掲載されていません。「電力不足」の脅しに屈することなく、原発のない社会づくりをめざし、事業所でも積極的な節電を進め、伊方原発を稼働させるなの声を広めていきたいと思います。
いのち・くらし・健康を守る活動を役職員・地域の組合員と共に取り組んでいきたいと思います。
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