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香川医療生活協同組合

県立中央病院の朝日町移転は考え直すべきです

(第446回 8月26日 )

 香川県保険医協会は以下の声明を公表し、浜田知事に申し入れを行いましたので、紹介します

 新県立中央病院の朝日町への移転決定を見直し、
引き続き検討を行うことを求める声明

香川県保険医協会
2011年度第4回理事会

 8月16日、浜田知事は新香川県立中央病院(香川県高松市朝日町)について、整備場所は変更せず、追加対策で県民の安全、安心のため万全を期すと表明、「責任は私が取る」と明言しました。

 香川県保険医協会は、6月6日、「新県立中央病院については県民の中からも多くの疑問と疑念が当会にも寄せられているところであります」として、5項目にわたる申し入れを行い、周辺環境(競輪場、遊興入浴施設街など)の問題についても指摘をしたところです。

 しかし、知事が判断を行った根拠となる「第4回新中央病院防災対策検討会議」の、県のホームページで公表された議事録(要旨)はわずか2行の記載で、県民の不安や疑問に答えたとは言えません。

 世論調査でも、約6割が、朝日町移転は「適切でない」と考えており、「朝日町への移転が適切である」ことを、県民にきちんと説明することが求められています。また、周辺環境の問題も十分検討されているとはいえず、問題が残されています。

 香川県保険医協会理事会は、今回の知事の判断は拙速であり、引き続き十分な検討を求めるものです。


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