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香川医療生活協同組合

フェクト・ネパールと交流を行いました〜ネパール訪問記(2)

(第523回 9月11日 )

 暑い日が続きます。

 協同組合 香川合同計算センター 速報2012年8月号の「社長の健康シリーズ」に掲載したものを編集しました。

 連日暑い日が続きます。熱中症の注意について呼びかけたいと思います。

 熱中症とは、高温・多湿な環境で、体内の水分や塩分が失われ、体のバランスを取る機能に異常が生じて起きる状態のことです。

 大量の汗、めまいやふらつき、頭痛、吐き気、体がだるい、筋肉痛、筋肉がつる(こむら返り)などで始まることが多く、重症になると意識障害・けいれん・高体温などの症状が現れます。

 厚生労働省の熱中症に関する研究班が、日本救急医学会の協力を得て集計しているデータによれば、7月26日0時〜24時に報告された熱中症患者数は、94人で、熱中症が起きた状況は、炎天下が67%、屋内30%で、日陰・夜間・曇り・雨でも起きています。

 この報告では、帰宅が74%と比較的軽症が多かったようですが、死に至ることもあり十分な注意が必要です。

 予防策は、適切にエアコンを使う(設定温度は28℃で十分)、エアコンが使えない場合は部屋の風通しをよくして扇風機を使う、水分を十分に摂る、休憩をとる、などです。

 上記の症状が起きたら、まず涼しい場所に避難しましょう。衣服をゆるめ、氷や水で冷やすのが効果的です。首、脇の下、足の付け根などを冷やすのが有効です。頭を冷やすのは頭痛には効果がありますが、体温を下げる効果はあまりありません。水分や塩分を補給することが重要です。スポーツドリンクは有効ですが、糖分が多く含まれているのでかえって食欲がなくなることもあります。必要に応じて水と交互に飲むなどの工夫も大事です。


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