「こども食堂の取り組み」 へいわこどもクリニック

へいわこどもクリニックは、栗林校区コミュニティ-協議会の後援を受けて2018年7月から毎月第2土曜日の夕方「栗林こども食堂」を開催しています。

これまでにもクリニックが関わってきた中で、生活面や健康面について気になる世帯に対しては「おてらおやつクラブ」(お寺にお供えされる様々な「おそなえ」を、仏さまからの「おさがり」として子どもをサポートする支援団体や経済的に困難な状況にあるご世帯へ「おすそわけ」する活動)の食材をお届けしていました。

そんな中こどもや保護者が誰でも気軽に集まれる居場所づくりが必要と感じるようになり、参加費無料のこども食堂を始めました。

こども食堂の運営資金は、職員や医療生協組合員さんからの寄付で賄い、クリニック職員が中心となって、組合員さん、学生さん等のボランティアに助けていただきながら運営しています

気になる世帯には直接声をかけて食堂に誘ったり、こどもが一人で来られない世帯に対しては送迎もしています。

毎月16時頃からこどもたちが集まり、近所の公園で遊んだり、室内でトランプ等の遊びや宿題をしたりと夕食までの時間を自由にのびのびと過ごしています。

12月はクリスマスとお正月の楽しさを味わってもらおうと、駐車場で餅つきをしました。
はじめて杵をもって餅つきをしたり、あつあつのお餅をまるめる体験をしました。

その後公園で遊んだ後でカレーとお餅を入れたぜんざいを食べ、目の前で綿菓子を作って食べたり、クリスマスケーキが配られて、サンタさんからプレゼントも贈られました。

今回もボランティアの方々に支えられながら、寒波の中でしたがこどもたちの最高の笑顔を見ることができました。

今後もボランティア募集中です(感染拡大の折には受け入れを中止することもあります)
詳細はへいわこどもクリニックのホームページ「栗林こども食堂」を参考にしてください

(写真の掲載は親御さんの許可を得ています)