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「四季を感じる雰囲気作り」 高松平和病院

「緩和ケア日記」

病院内は、24時間365日過ごしやすいように空調管理されています。
しかし、四季を肌で感じることが難しく、今が暑い時期なのか寒い時期なのか分からない患者様もおられます。
そのため、ホスピス緩和ケア病棟では月々に季節を感じられるようにお部屋の前に飾り物をしています。

8月のホスピス緩和ケア病棟は、風鈴を飾っています。
色とりどりで柄も個々によって違うものを飾り、夏を感じられるように工夫しています。

先日、患者様やご家族様から「風鈴の音は癒やされるね。」「夏らしい感じで素敵です。」「色も柄も綺麗で良いですね。」などのお言葉を頂きました。

しんどそうな様子の患者様も、風鈴を見て音色を聞いて表情が明るくなると私たちスタッフも嬉しく思います。

気持ちが楽になり、落ち着いた日々が送れるよう視覚的にも四季を感じてもらえるようこれからも取り組んでいきたいと思います。