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「看護管理者研修に参加して」 高松平和病院

6月から12月まで日本看護協会認定看護管理者教育課程ファーストレベルの研修に参加していました。
これは看護管理者に必要な能力を獲得する人材育成の研修です。

受講された方はご存じだと思いますが、6つの教科の講義を受け講義が終了すると教科毎にレポートがあり、レポートにもA~Dの評価がつけられ、Dであれば再試が必要となります。

社会人になり点数をつけられる機会がなかったので、レポートの提出の度師長室や先輩にすがりついてなんとか先日研修を終えることができました。
研修中はずっと頭のどこかにこの研修のことがちらついていました。

また、この研修は毎年バージョンアップしており、最後の講義では自部署の課題を分析して課題策を具体的な対策・提案を出して、パワーポイントでの発表を行いました。

今回ファーストを受講して大変でしたが、自分が苦手なことにずっと向き合うことができた時間だなあと思います。

特に俯瞰の目を常に持ちなさいと言われ続け、「木を見て森を見ず」という言葉 どおり私が感じている問題はほんの小さな出来事であり、その下にはいろんな原因や風土、パターン・構造・意識・無意識の前提などがありました。
そこを分析し本質を見つける力が私には必要そうですが、まだまだ苦手分野です。

今回研修の間病棟を支えてくれたスタッフに感謝して、来年度はまた受講する職員のバックアップを全力でしたいと思いますので是非挑戦してください!

また少しずつ病棟に学んだことを還元していきたいと思います。