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「入院体験を行いました」 高松平和病院 高松協同病院

新卒看護師の入院体験が行われました。
夜勤研修に入る前に、患者様の立場に立って考えられるよう研修プログラムに毎年入っています。

体験メニューは持続点滴、心電図モニター、ミキサー食、車いす、松葉杖、鼻から吸引チューブ、ギブスや固定帯装着、ナースコール、床上おむつ、抑制などです

 

 

 

 

新卒さんは
・苦痛を伴う処置が多く、嫌だった。
・排泄はトイレに行きたいという患者さんの気持ちを知ることができて良かったと思う。
・吸引チューブは挿入だけでもずっと喉に痛みや違和感があり、吸引圧もかかると思うと
苦痛を感じた。
・一日リハビリで疲れた後、非利き手での食事は疲れると分かった。適切な自助具を
提供できるようにしたい。
・看護師のまた見に来ますねという声かけは安心できたので、声掛けの仕方など気を
つけながら行っていきたい。
・いろいろな物音がして、気になりなかなか寝付けなかった。集団生活を強いられるの
で自分のスペースではゆっくりすごせるように療養環境の確保に気を付けたい。
と言われていました。

体験したからこそわかる患者様の想いですね。
これからはじまる夜勤研修でも覚えることはいっぱいですが、患者様に寄り添ったケアを提供できるように今回の学びを思い出してほしいと思います。