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「心と体に寄り添う時間 -アロマハンドトリートメントが再開しましたー」 高松平和病院 緩和ケア日記

緩和ケア病棟にてコロナ禍で中止していたアロマセラピストのボランティアさんによる「ハンドトリートメント」が、再開いたしました。
現在は月2回(13時から15時)のペースで、当院のスタッフおよび入院患者さまのご家族を対象に実施しています。

アロマハンドトリートメントとは、植物から抽出された精油(エッセンシャルオイル)を用い、手から肘にかけて優しくマッサージするケアのことです。
心地よい香りと皮膚への穏やかな刺激が張り詰めた緊張を解きほぐし、心身の休息を促します。

ハンドトリートメントは「タッチング」を通じて、「幸せホルモン」とも呼ばれるオキシトシンの分泌を促し、情緒的な安定やリラックス効果をもたらしてくれます。

私自身、実際に体験させていただきました。
わずか20分ほどの時間でしたが、流れる音楽と丁寧なタッチングに心がほぐれ、手の温もりと香りに深く癒されました。

今回、担当のセラピストさんから伺ったお話で、特に印象に残っている言葉があります。
以前、奥様が施術を受ける姿を見て「よかった」と微笑まれた患者さまや、お義母さまへの施術を「私のおごりね」と笑顔で喜ばれたご家族がいらしたそうです。

「誰かがケアを受けている光景そのものが周囲を癒し、言葉を越えた絆を育む」
セラピストさんのその言葉に、この病棟で紡がれる心温まる光景が目に浮かび、とても胸が熱くなりました。

ご家族の皆さまが、日々の疲れや緊張から少しでも解放され、心穏やかな時間を過ごせるよう、この癒しの機会をぜひ気軽にご利用いただければと思います。