ホスピス緩和ケア病棟が開設し配属となったころ、私は看護師になって3年目。不安でいっぱいでした。
他のスタッフや患者さまから多くのことを学ばせていただき、振り返ればあっという間に緩和ケア病棟は15周年を迎えました。
他部署へ異動を経て、またこの春からホスピス緩和ケア病棟に戻り、病棟を3年離れていただけですがはじめは緊張していました。
コロナ禍によってボランティアさんが中心となり開催されていたティーサービスが中止となっていましたが、私が異動で戻る前にティーサービスは再開されていました。
以前より参加してくださっていたボランティアさんと嬉しい再会ができました。ボランティアさんたちは何年も離れていたにもかかわらず、またこうしてご尽力いただけていることに感謝しかありません。
ティーサービスでボランティアさんがお茶やお菓子を運んでくださると、患者さまやご家族の笑顔が増え、スタッフもその笑顔をみると嬉しく笑顔になります。
緩和ケア病棟には立派なキッチンがあり、私は食材が揃うとバナナや牛乳、ヨーグルトでジュースやゼリーを作り、食パンを油で揚げてラスクを作ったりします。
それを患者さまにお配りすると食事は食べられなくても「美味しい」といって完食し、ごちそうではないけれど、「懐かしい」といっていただけることが、私の活力になります。
また以前のようにイベントが開催され、患者さまやご家族の思い出の1ページになれたらと思います。

