先日、退院後の受診に行けず困っていた50代の姉弟に付き添い支援を行いました。
理由を尋ねると「病院までの道順がわからない」「運転が苦手で2車線以上の道路が怖い」といった不安があることが分かりました。
実際に一緒に受診してみると、広い院内でどこに行けばよいか分からず、受付や移動のたびに戸惑う様子もありました。
今回の支援を通して、外からは見えにくかった”行けない理由“が少しずつ明らかになりました。
支援後は本人達から「次は自分達で頑張ってみる」と前向きな気持ちを見せており、この一歩が今後の自立につながるように感じます。
付き添いをしたことで、支援の必要な場面を具体的に知ることができ、こちらにとっても大きな学びとなりました。
今後も見守りとフォローを継続しながら、必要に応じて環境調整や情報支援を行い、安心して医療につながれるよう支えていきたいです。

