「久しぶりの春の散歩」 高松協同病院

高松協同病院では、季節の行事を患者様と楽しむことでリハビリへの意欲向上につなげようと頑張ってきました。

しかし新型コロナウイルスの感染拡大にて、行事を自粛することが続いていました。
お花見も恒例行事でしたが、昨年は実施することもできませんでした。

今年は近くの河川敷を患者様毎に距離をとって散歩に行く予定を立てました。

当日は天気も良く気温もちょうどよい暖かさで、満開の桜を笑顔で眺めながら、散歩している犬のかわいらしさに触れたりしました。

中には病院では面会制限中で外出もできない状況ですが、ご家族に連絡して河川敷の遠くから面会される方も。

帰院後も、いつも痛みを訴えてなかなか歩けない方も「普段より歩けた」と言って喜ばれ、「きれいだった」とスタッフに話をしていただける患者様が多くおいでました。

今回の散歩は、患者様の心のよりどころになったようでした。
スタッフも目的を持って歩くことの重要性を再認識できました。