「病室から出たい」思いに寄り添って  高松平和病院

重篤な状態だった患者様が、いのちの危機を脱した後「家に帰りたい」「病室から出たい」と頻回に訴えられていました。
看護師は車椅子かストレッチャーで1階におりて外の空気を吸ってもらう計画を立てましたが、主治医は「ベッドからの離床はまだ難しい」という判断でした。
それならベッド事行こうと点滴やモニター類がまだ多く装着されている中、研修医やセラピストの支援を受けて、ベッドのままデイルームに移動していつもと違う風景を見ていただきました
栗林公園の緑を目にすることができ、「気分転換になった」と患者様の笑顔がみられました。
患者様の笑顔を見て「どうですか」と問う看護師の笑顔もまた印象的でした。
短時間ではありましたが、闘病する患者様の少しの癒しの時間を作るために協力できる素敵な医療チームだなと思いました。