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「『桜を一緒に見に行きたい』というご家族様の思いに寄り添って」 訪問看護ステーションひまわり

今年2月末訪問看護を開始したA様は、人工呼吸器をつけて病院を退院されました。

ご家族の強い思い「春に一緒に桜を見に行きたい」に応えようと、訪問看護師と息子様をはじめとしたご家族との挑戦が始まりました。

お花見に行くために、訪問看護師とともに人工呼吸器離脱時間延長、セラピストとリクライニング車椅子への移乗などの練習を行いました。

そして4月2日、看護師、セラピストとともにお花見へ。
桜は満開には早かったですが、30分ほどお花見を実現できました。
車椅子でゆっくりと移動している間、ご本人は懐かしい景色に目を開けてキョロキョロと顔を動かしていました。

ご本人の様子をみて、息子様も大変喜ばれており、とてもよい時間を過ごせました。