新卒看護師研修のプログラムの一環で、シミュレーション研修を行いました。
シミュレーション研修は、模擬的な状況の中で最善の医療を実践するにはどのような専門的な知識・技術・態度を備えていなければならないのかを、研修者同士のディスカッションを中心に、指導者からのフィードバックを参考にしながら医療者としての能力を向上していく教育です。
患者役となった教育担当師長の演技に笑みをこぼしながらも、ファシリテーターを担う指導者さんの問いかけに他の研修者と一緒に考え、まとめていきました。
違う病棟の研修者は、他の病棟のシミュレーション症例のブリーフィング、患者とのやりとり、その後の検討プロセスを見学し、デブリーフィングでの学びを共有しました。
今回は新たにI-SBARCを使って情報共有することも学びました。
コロナ過で実習が十分できなかった新卒さんですが、他の研修者の対応や意見に学びや気づきもあり、今後の臨床での対応に活かしていきたいと意識できた研修でした。
当日は誕生日を迎えた新卒さんに、これまでの頑張った写真を額に入れてプレゼントしお祝いしました