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「模擬患者研修がありました」 高松平和病院 高松協同病院

新卒看護師研修プログラムで、毎年医療生協組合員さんによる模擬患者研修を行っています

模擬患者は、病気でない人がシナリオに従って実際の患者同様の症状や、会話を再現してコミュニケーションの練習を行うものです

今回は2名の新卒さんが大腸検査目的で入院した患者と、脳梗塞のリハビリ入院患者の問診をとる場面設定で、研修を行いました。

セッションを10分間する様子をビデオで撮影し、ビデオ画面で振り返った後に他の研修者や模擬患者さん、当時者、ファシリテーターが感想やコメントを行います

今回は自己紹介から、患者確認、敬語の使い方や、患者の思いの聞き取りなど、コミュニケーションがきちんととれていましたが、患者様からの今後の予想について質問を受け、言葉に詰まる場面もありました。

研修者からは客観的に振り返ることで、「自信がないことの語尾が小さいことに気がついた」「話す癖と姿勢に気をつけたい」「緊張が患者様に伝わると患者様も緊張すると思うので気をつけたい」等の感想が聞かれました。

組合員さんからは、気を付けておくとよいことやたくさんのお褒めの言葉をいただきました。
組合員さんにはいつもエールの言葉をいただき、自信をもって研修を終えることができているので感謝しかありません

今回は、医療福祉生協の情報誌「com com」の記者さんも取材に来られていました。
今後も組合員さんとの共同で、職員育成を行っていきたいと思います。