子育て支援企業として[くるみんマーク]を取得

〜次世代育成支援対策推進法に基づき〜

香川労働局長から「くるみんマーク」を
交付される藤原高明理事長(07/9/7) 香川医療生活協同組合は、9月5日付けで香川労働局長より、子育て世代を大切にする職場・職員を大切にし働きやすい職場として、次世代育成支援対策推進法に基づく認定を受け、2007年認定事業主マーク(愛称:くるみん)を交付されました。これは香川県内では3番目の認定で、医療・介護関係では県内初のケースとなります。
香川医療生活協同組合は、生活の場としての明るいまちづくりを進め、ひとびとの協同と健康を育み、開かれた保健医療をリードすることをめざしています。その際、組合員と共にこの基本理念を具体化すべき職員にとって、仕事と家庭の両立は不可欠であり、このことに関する私達の基本的立場と方針は、以下の通りです。

(1) 香川医療生活協同組合の存在意義を輝かせるための大切な条件の一つとして、「職員の仕事と家庭の両立支援」を行います。
(2) 香川医療生活協同組合の目指すものに共感し、「医療生協人」としてたゆまぬ努力を続ける職員を積極的に支援します。
(3) 両立を目指す職員が最大限能力を発揮し、活躍できる環境作りに努めます。
そして私達は、2005年に「次世代育成支援対策推進法」が施行されたことを機に、「家庭生活が充実していれば、仕事もより充実する」との観点から、次世代育成支援行動計画(計画期間:2005/4/1〜2007/8/31)を作成し、下記の成果をあげてきました。

・ 計画期間中の育児休業取得率は100%で、8ヶ月近い休暇を取った男性労働者もいます。
・ 休暇中も院内ニュースの送付や通信教育の受講を促進するなどの措置を取り、復帰前には個人面談も実施してスムーズな職場復帰を促しています。
・ 育児短時間勤務の対象者を、3歳未満の子を養育する従業員から「小学校入学の始期に達するまでの子を養育する従業員」に拡大するとともに、子の看護休暇を半日単位、1時間単位でも取得出来るよう弾力化しました。
・ 子の出生時に父親が取れる休暇制度を新設しました。
・ 超勤統計の様式を改善するとともに、毎月定期的に労使協議を行って、個別的且つ具体的に所定外労働の削減を図っています。
・ 子育て中の女性医師などを対象に、嘱託医として採用する際の最低労働時間を30時間から20時間に短縮し、多様な働き方を可能としました。
・ 次世代育成にむけて、医師や看護師をめざす高校生のための就業体験機会(インターンシップ)を設けています。
今回の認定は、以上の努力が評価されたものですが、私達は今後とも職員の更なるワークライフバランスの向上に努め、より働きやすい職場作りに取り組んで行きたいと考えています。


○2007年9月8日付け四国新聞でも紹介されました(クリックで拡大)

○次世代育成支援対策推進法については、香川労働局の下記URLをご参照下さい。
http://www.kagawa-roudou.jp/jigyousya/11-3.html
※香川労働局のホームページには、今回の香川医療生活協同組合の認定に関わるトピックスも掲載されています。
http://www.kagawa-roudou.jp/child/070911-2.pdf

○両立支援のひろばもご参照下さい。
21世紀事業財団(男女雇用機会均等法の施行を機に設立された厚生労働省の外郭団体)が運営するサイトで、仕事と家庭の両立支援に積極的な企業の取り組み事例が紹介されています。 2007年10月1日時点で登録されている企業は、香川医療生活協同組合も含めて275社です。
http://www.ryouritsushien.jp/index.php

【本件に関するお問い合わせは下記まで】
香川医療生活協同組合本部(総務部) TEL:087-812-6301/FAX:087-812-6302