新着情報
ご利用いただける方
- かかりつけ医師が訪問看護を必要と認めた方
- 厚労省によって特定された各種難病でお困りの方
- 寝たきりまたは寝たり起きたりの状態の方
- 終末期・身体障害者の方
- 高松市内にお住まいの方
ご利用方法
主治医・ケアマネージャーまたは直接ご相談ください
お問い合せ・お申込みはTEL/FAX(087)-862-1039
サービス内容
血圧、脈拍、体温などの測定、病状のチェック
排泄・入浴の介助、清拭や洗髪
在宅酸素・カテーテルやドレーンチューブの管理
褥瘡の処置、リハビリテーション
在宅での見取り、終末期の方の相談
ご家族の介護相談 など
活動紹介
Instagram開設しました
2024年 所長挨拶
訪問看護ステーションひまわりのスタッフも増員して、皆様のご希望に添えるよう、皆様の心と身体に「安心 安全 信頼を」というスローガンをもとに、スタッフ一丸となって頑張ってまいります。
所長 岩澤千鶴
皆様に笑顔を届ける活動の一つ(FISH)
2023年度にはFISH活動として利用者様やご家族様にお誕生日カードを送りお祝いしようとスタッフ一同取り組みました。その一つとして、「ポエム」をピースとして作成しました。
利用者様やご家族様の顔を思い浮かべながら、一人ひとりに届けました。
お渡しした時の皆さんの喜んだ顔が、私たちを元気にしてくれました。
お花見プロジェクト
呼吸器装着したまま病院を自宅退院された利用者様。
入院中より桜を見せてあげたいという家族の思いもあり始まったプロジェクトについて紹介します。
主治医の先生をはじめ、各関係機関が協力し合って桜のつぼみがまだ小さい時期に開始した。訪問看護は主治医の指示のもと、介入時に人工呼吸器を毎日数分ずつ外して自発呼吸の状態を確認しながら、時間を延ばしていく。訪問リハビリが外出できるよう車椅子に移乗して座位への耐性作り。福祉用具や在宅酸素業者も関り、外出することができる。
満開の桜のなか、近所の桜の木の下でお花見ができました。
入院中には呼びかけ等の反応が少なかったようですが、お花見プロジェクト開始と住み慣れた自宅での安心感もあり、表情が良いと家族も私たちも嬉しくて、みんなで笑顔になりました。
また別の日の光景。呼吸器をつけたまま家でも花見ができるよう、家族が本人の目に入る位置に桜が咲いている枝を設置。素敵な光景を見て、私たちも癒されました。
私たちはこの素敵な経験を糧に、また来年もお花見して笑顔が見られるよう、スタッフ一丸となってこれからも支援していきたいと思いました。
「出来た!」に全員の笑顔
新型コロナ感染症に悩まされる日々、このコロナ禍で生まれた、ある利用者様の嬉しい場面を紹介します。
昨今、印鑑の廃止を謳っている中、ひまわりでもIT化の流れに乗りタブレット導入をしました。訪問終了時に利用者様もしくはご家族に、訪問実施の記録としてタブレット上にサインをしてもらうようにしています。
「こういうのは苦手なのよね」と言いながら、渋々ながらサインしてくれる方、どうしてもできない方はまだ印鑑の方もいる中、皆さん徐々に慣れてきて上手にサインが書けるようになってきて、楽しみにされている方も、ちらほらと見られてきました。
そんな中、進行性筋ジストロフィーという難病で寝たきり、呼吸器装着状態で意識はしっかりあるのにコミュニケーションが上手く取りづらい状況のAさん。
ある日の訪問時、ほんのわずかに動く指先に期待し、タブレットにAさんのサインを書いてもらうことに挑戦。看護師やご家族が、Aさんの手を添えて、指1本がタブレット表面に当てると、ゆっくりと自分の意思で指が動き出し、カタカナ3文字のサインを書くことができました。普段は病気で顔の表情がわかりにくいAさんを長年みてきた担当看護師は、Aさんの表情の変化を見逃しませんでした。ご本人、ご家族も嬉しかったと思いますが、そこに立ち会った訪問看護師も感動をいただき、皆で笑顔になりました。
これを手掛かりに、少しずつタブレットで思いを伝えることができるようになればと願い、練習を続けています。
今では、看護師の「今日のサインの点数は?」というお約束の質問に、「〇」「△」ときに「◎」と返事するAさんの答えを楽しみにしています。
訪問看護ステーションひまわりでは、『その人らしく』を大切にしています。
ひまわりの「タブレットのサイン」には、コロナ禍でも明るくなる魔法のようなエピソードがあるのです。
ある利用者さまとリハビリスタッフとの関りを紹介します。
脳幹出血で入院、一時は寝たきり寸前まで身体機能が落ちてしまったAさん。しかし、退院後に在宅に戻ってからも毎日大変なリハビリテーションを頑張り、歩行補助具を使用し歩行ができるまで回復しました。
そんなAさんの今年の目標は『歩いて桜を見にいくこと』。その目標に向かって、日々筋力強化、バランス訓練、歩行訓練を一緒に頑張りました。時には、弱音を吐くこともありましたが最後まで一生懸命やり遂げる頑張り屋のAさんの楽しみにしていた季節。当日は絶好のお花見日和。玄関を出て20~25分弱歩いた先には満開の桜。Aさんにとっては、退院後から今までで、最も長い距離を連続して歩くことができ、桜の下で記念写真を撮ることもできました。
満開の桜に負けないくらいのとてもいい笑顔に私も思わず笑みがこぼれました。目標も達成することができ、Aさんの自信にも繋がったと思います。
新型コロナウイルス感染症に悩まされる毎日ですが…ほっと、心温まる時間でした。利用者さまの笑顔で私たちも癒され、また頑張れる活力をもらっています。感謝です。
訪問看護ステーションひまわりでは、その人に合わせて、その時の気持ちに寄り添いながら、看護やリハビリテーションを提供できるよう、スタッフ一同努めていきます。
フレイルとは、わかりやすく言うと「加齢により心身が老いて衰える状態」のことです。加齢は避けて通れないものですが、フレイルは、早く介入して対策を行えば健常な状態に戻る可能性があります。フレイル対策をして、毎日いきいきと生活する為に、お手伝いをいたします。対策として大切なポイントは、『栄養の良い食事をしっかり嚙んで食すこと』
『運動をすること』『社会参加をすること』をバランスよく実践することが大事です。
①食事:肉、魚、大豆製品など筋肉の材料となるタンパク質を含む食品を積極的に摂りましょう。
②運動:ストレッチ運動やスクワットなど軽い筋トレを行いましょう。食事でとったタンパク質を効率よく筋肉に変えるには食後30分~2時間以内が効率的と言われています。
③社会参加:運動や栄養に気をつけて生活していても社会との繋がりが減ると心身の様々な側面がドミノ倒しのように弱くなる傾向があります。
このようなフレイル対策も意識しながら、利用者一人一人に合わせたリハビリ内容や指導を実施しています。また医師や看護師、ケアマネージャーや相談員など、関係する機関や支援者たちで連携しながら、利用者を支えています。
活動的に行動されるS様をご紹介
コロナ流行前の写真です
ひまわりではリハビリと看護で協力し、呼吸リハビリやROM,呼吸器管理等行い、自宅での生活を守るサポートを行っています。
以前のように友人を誘ってのお散歩等、外出できる日々を楽しみに一日一日を過ごして欲しいです。
訪問看護ステーションひまわり
- 所在地
- 〒760-0073 香川県高松市栗林町1-3-23
地図を表示(Googleマップへリンク)
- TEL / FAX
- 087-862-1039
- 施設長
- 岩澤千鶴
- 職員数
- 11名(看護師9名・理学療法士2名)
- 診療科目
- 訪問看護・訪問リハビリ
- 沿革
- 1995年 8月1日 開設
- 許可・指定
- 重症者管理加算施設 24時間連絡体制加算施設 生活保護法指定医療機関 生活保護法指定介護機関 難病・労災指定機関