2017年の3・1ビキニデー 「草の根から核兵器全面禁止の行動を」

今年の3・1ビキニデーは、歴史の中でも特別に重要な機会になろうとしています。それは、1954年(昭和29年)の3月1日、アメリカはマーシャル諸島共和国のビキニ環礁で、広島型原爆の千倍の威力をもつ巨大な水爆実験「ブラボー」を強行しました。核爆発で生じた「死の灰」は広大な海域に降り注ぎ、「第5福竜丸」をはじめ高知県など、多数の日本漁船に深刻な被害をもたらしました。

このビキニ事件を契機に誕生した原水爆禁止運動が、60年以上にわたって求め続けきた核兵器禁止条約が国際政治の大きな焦点となり、今年の3月から国連で核兵器禁止条約の交渉会議が招請される、画期的動きの中で迎えられます。最も残虐な兵器である核兵器を禁止し、廃絶する道がひらかれます。

2月28日(火)静岡市内の会場で日本原水協の全国大会が開催され、3月1日(水)は焼津駅の南口から久保山愛吉元船長の墓参平和行進が行われます。この3・1ビキニデーに職員1名と南ブロックの組合員さん1名が参加しています。

また、5月8日(月)~21(日)まで四国平和大行進が始まります。7月15日(土)と16日(日)原水爆禁止四国大会が高松市内で行われる予定となっております。

(組合員活動部 高松ブロック担当 岡田元彰)

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