香川県高松市栗林町1-3-23
訪問看護ステーション ひまわりのスローガン
“笑顔と安心”

~利用者さんや家族、そしてスタッフすべてが
笑顔で安心できるように~


 
皆さんに笑顔を届け、安心を提供することで
皆さんが笑顔になるよう努めます
「住み慣れた我が家で
安心してくらしたい」

という願いにお答え出来るよう、
職員一丸となってサポートしていきます!


新着情報

ご利用いただける方

  • かかりつけ医師が訪問看護を必要と認めた方
  • 厚労省によって特定された各種難病でお困りの方
  • 寝たきりまたは寝たり起きたりの状態の方
  • 終末期・身体障害者の方
  • 高松市内にお住まいの方

ご利用方法

医療・介護保険適応にはかかりつけ医師の“指示書”が必要です。
主治医・ケアマネージャーまたは直接ご相談ください
お問い合せ・お申込みはTEL/FAX(087)-862-1039

活動紹介

所長のあいさつ

気持ちを新たに何かに挑戦してみてはいかがでしょう。
風は冷たいですが、窓を開けて換気をする際に外の景色を眺めながら、外の空気に触れてみませんか?
空気は澄んで気持ちがいいですよ。
一人では外に出られない方も、ひまわりのスタッフが訪問する際に窓を開けるお手伝いをしますので、一緒に今年の風を感じてみましょう。
ひまわりは10名のスタッフが一丸となり、利用者様とそのご家族や地域の方と一緒に笑顔いっぱいの1年になるよう努めます。
皆様とともに、楽しく明るく1日1日を大切に過ごせるよう祈っております。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

所長 岩澤千鶴

「出来た!」に全員の笑顔

新型コロナ感染症に悩まされる日々、このコロナ禍で生まれた、ある利用者様の嬉しい場面を紹介します。

昨今、印鑑の廃止を謳っている中、ひまわりでもIT化の流れに乗りタブレット導入をしました。訪問終了時に利用者様もしくはご家族に、訪問実施の記録としてタブレット上にサインをしてもらうようにしています。
「こういうのは苦手なのよね」と言いながら、渋々ながらサインしてくれる方、どうしてもできない方はまだ印鑑の方もいる中、皆さん徐々に慣れてきて上手にサインが書けるようになってきて、楽しみにされている方も、ちらほらと見られてきました。

そんな中、進行性筋ジストロフィーという難病で寝たきり、呼吸器装着状態で意識はしっかりあるのにコミュニケーションが上手く取りづらい状況のAさん。
ある日の訪問時、ほんのわずかに動く指先に期待し、タブレットにAさんのサインを書いてもらうことに挑戦。看護師やご家族が、Aさんの手を添えて、指1本がタブレット表面に当てると、ゆっくりと自分の意思で指が動き出し、カタカナ3文字のサインを書くことができました。普段は病気で顔の表情がわかりにくいAさんを長年みてきた担当看護師は、Aさんの表情の変化を見逃しませんでした。ご本人、ご家族も嬉しかったと思いますが、そこに立ち会った訪問看護師も感動をいただき、皆で笑顔になりました。

これを手掛かりに、少しずつタブレットで思いを伝えることができるようになればと願い、練習を続けています。
今では、看護師の「今日のサインの点数は?」というお約束の質問に、「〇」「△」ときに「◎」と返事するAさんの答えを楽しみにしています。
訪問看護ステーションひまわりでは、『その人らしく』を大切にしています。
ひまわりの「タブレットのサイン」には、コロナ禍でも明るくなる魔法のようなエピソードがあるのです。

ある利用者さまとリハビリスタッフとの関りを紹介します。

 脳幹出血で入院、一時は寝たきり寸前まで身体機能が落ちてしまったAさん。しかし、退院後に在宅に戻ってからも毎日大変なリハビリテーションを頑張り、歩行補助具を使用し歩行ができるまで回復しました。

そんなAさんの今年の目標は『歩いて桜を見にいくこと』。その目標に向かって、日々筋力強化、バランス訓練、歩行訓練を一緒に頑張りました。時には、弱音を吐くこともありましたが最後まで一生懸命やり遂げる頑張り屋のAさんの楽しみにしていた季節。当日は絶好のお花見日和。玄関を出て20~25分弱歩いた先には満開の桜。Aさんにとっては、退院後から今までで、最も長い距離を連続して歩くことができ、桜の下で記念写真を撮ることもできました。

満開の桜に負けないくらいのとてもいい笑顔に私も思わず笑みがこぼれました。目標も達成することができ、Aさんの自信にも繋がったと思います。
 新型コロナウイルス感染症に悩まされる毎日ですが…ほっと、心温まる時間でした。利用者さまの笑顔で私たちも癒され、また頑張れる活力をもらっています。感謝です。
 訪問看護ステーションひまわりでは、その人に合わせて、その時の気持ちに寄り添いながら、看護やリハビリテーションを提供できるよう、スタッフ一同努めていきます。


 訪問看護ステーションひまわりで訪問リハビリを担当している理学療法士です。利用者のお住まいに訪問し、リハビリを実施していますが、フレイル対策を意識してリハビリをすることもあり、今回はフレイル予防、対策について簡単にまとめてみました。
フレイルとは、わかりやすく言うと「加齢により心身が老いて衰える状態」のことです。加齢は避けて通れないものですが、フレイルは、早く介入して対策を行えば健常な状態に戻る可能性があります。フレイル対策をして、毎日いきいきと生活する為に、お手伝いをいたします。対策として大切なポイントは、『栄養の良い食事をしっかり嚙んで食すこと』
『運動をすること』『社会参加をすること』をバランスよく実践することが大事です。
①食事:肉、魚、大豆製品など筋肉の材料となるタンパク質を含む食品を積極的に摂りましょう。
②運動:ストレッチ運動やスクワットなど軽い筋トレを行いましょう。食事でとったタンパク質を効率よく筋肉に変えるには食後30分~2時間以内が効率的と言われています。
③社会参加:運動や栄養に気をつけて生活していても社会との繋がりが減ると心身の様々な側面がドミノ倒しのように弱くなる傾向があります。
このようなフレイル対策も意識しながら、利用者一人一人に合わせたリハビリ内容や指導を実施しています。また医師や看護師、ケアマネージャーや相談員など、関係する機関や支援者たちで連携しながら、利用者を支えています。

活動的に行動されるS様をご紹介

コロナ流行前の写真です

ヘルパーの支援を受け、日中は電動イスでお買い物を楽しんでいます。
ひまわりではリハビリと看護で協力し、呼吸リハビリやROM,呼吸器管理等行い、自宅での生活を守るサポートを行っています。
以前のように友人を誘ってのお散歩等、外出できる日々を楽しみに一日一日を過ごして欲しいです。

訪問看護ステーションひまわり

所在地
〒760-0073 香川県高松市栗林町1-3-23
地図を表示(Googleマップへリンク)
TEL / FAX
087-862-1039
施設長
岩澤千鶴
職員数
10名(看護師8名・理学療法士1名・事務1名)
診療科目
訪問看護・訪問リハビリ
沿革
1995年 8月1日 開設
許可・指定
重症者管理加算施設 24時間連絡体制加算施設 生活保護法指定医療機関 生活保護法指定介護機関 難病・労災指定機関