今から76年前、原爆の投下された広島、長崎で毎年開催されている原水爆禁止世界大会が、今年もコロナ禍のためオンライン形式で開催されました。香川医療生協高松・東讃エリアでは、研修室に視聴会場を設置し、8月6日の広島集会には11名、9日の長崎集会には9名の組合員が参加しました。
集会では、オーストリア・マレーシアの大使、広島・長崎市長、被爆者団体の方を始め、国内外で核兵器廃絶運動に取り組んでいる市民団体の方から核兵器のない世界の実現を求める発言、女優の斎藤とも子さんによる詩の朗読と全国のうたごえ協議会のみなさんのうたごえなどの文化企画など多彩な内容でした。
世界中の様々な組織が協力して、核兵器をなくす努力をしていることを知り、とても有意義でした。平和運動と原水禁運動、環境を守ることはすべて同じ目標に向かっていると思いました。地球存続のため、人々が生きていくために、力を合わせないといけないと理解できたお話でした。
地道に努力を続けて、やっとたどり着いた核兵器禁止条約の発効、これをどんどん進めていくために、日本政府に条約への署名、批准を求めることを強めていかねばと思いました。若い方々も参加されていることを知り、頼もしく思いました。
これまで広島、長崎現地での世界大会には参加できていなかったのですが、オンライン形式での開催となったことで初めて参加し、夢がかないました。
高松西ブロック担当理事 公森明子