四国4県が持ち回りで開催し、原水爆禁止世界大会よりも歴史のある同大会は、原水爆禁止世界大会の成功をめざす学習の場として位置づけられています。各県の工夫をこらした文化行事や、四国各県からの活動や情勢の報告や学習企画などがあります。
サミットにあわせて、オバマ大統領が広島を訪問したことは、前向きな変化ではありますが、核兵器のない世界をめざした各国の具体的な行動の変化に結び付けていけるかどうかが大切です。とりわけ日本は、安倍政権が強行した「戦争法」を廃止し、核兵器の使用をも前提としたアメリカの核戦略に対してはきっぱりとNoの立場をとることが求められます。
いま、熱い参議院選挙が戦われています。被爆国日本の確固とした立場を体現できる政権が今ほど求められているときはありません。この歴史の岐路に立つ今年の四国大会に香川からは、事業所から2名、地域の組合員が8名の10名参加します。
(組合員活動部長 奥谷啓一)