衆議院の解散・総選挙を求める声を広げよう
−医療大改悪法案を強行採決−
政府・与党は7月26日に参議院本会議を開き、野党が特別委員会での採決決行に抗議して欠席したにもかかわらず、医療大改悪法案の採決を再び強行、これを成立させました。
この法案には多くの国民が反対の声を上げていました。反対署名は香川で3万筆余、全国では2,700万にのぼり、600をこえる自治体が反対の意見書を出しました。日本医師会、歯科医師会、薬剤師会をはじめ、数多くの医療関係者も反対していました。
政府・与党はこの国民の声を無視して、委員会での採決強行という暴挙の上に、さらに本会議の単独開会・採決の暴挙を重ねました。
この法律により国民は新たに1兆5千億円もの負担増を強いられることになります。患者負担増は受診抑制とそれにともなう疾病の重症化を招き、保険料引き上げは未納者を増加させ、国民皆保険制度の崩壊にもつながりかねません。
私たちは政府・与党の暴挙を黙って見過ごすわけにはいきません。これからも、誰もが安心できる社会保障制度の確立をめざして運動を続けましょう。その運動の中で衆議院の解散・総選挙を求める声をひろげていきましょう。 (理事会平和社保委員会)
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