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活動紹介
スタッフの様子やご利用者との出来事を発信していきます。
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訪問看護
・病状が悪くなった時は、緊急時は24時間いつでも対応します。
・状態を医師に報告し、対応するので安心です。
・自宅で点滴や傷の処置ができます。
・生活のお世話や介護の相談にのります。
訪問リハビリ
・今できる動作を続け活動の幅を広げるように支援します。
・ご家族が少しでも楽に介護できるよう支援します。
・安全な生活が送れるよう福祉用具や住宅改修を提案します。
・「やってみたい」という意欲を引き出す関わりを心がけます。
訪看の風(2018.12)
学生さんを迎えて…
訪問看護ステーションみきでは、看護学科の学生さんが実習に来てくれています。
学生さんが来てくれることで利用者さんは、学生さんにPEG(直接胃に穴を開けたチューブ)から流動食を注入するその手技を見せてあげたいと言って下さる方もおられます。
学生さんが利用者さんにやさしく話しかけてくれる事で、利用者さんがとてもリラックスできている状態で処置やケアが出来る事もあり、学生さんが来てくれることの利点も多いです。学生さんが来る期間はとても短いのですが、快く受け入れてくれる利用者さんばかりで、とても感謝しています。
今後とも御協力をよろしくお願いします。
訪看の風(2018.11)
100歳の誕生日を迎えられたご利用様へ
スタッフからの気持ちをギュッと詰め込んだバースデーカードでお祝いさせていただきました。
ご利用者様も娘様も、とても喜んで下さり作成した私は心でガッツポーズです。
来年もまた同じように101歳のお誕生日祝いをさせて下さいね。
訪問看護ステーションみき 神内
ニューフェイス
口から食べることの大切さ・喜び
認知症により食べることが出来なくなり衰弱している利用者さまに点滴・摂食障害に対するケアでの訪問依頼がありました。
訪問開始時はコミュニケーションをとるのも難しくわずかな発語があるだけでぐったりと寝ておられました。医師の指示の点滴を投与し意識が回復した状態で点滴と並行して、本人さんの嚥下状態にあわせて、とろみ付の水分やゼリーを勧め介助していきました。
家族には医師から経口摂取が困難になり看取ることになることも心構えしておくようにとの説明がありました。
経口摂取を再びする事は難しいかに思われましたが、訪問した看護師が姿勢を整え経口摂取を介助すると、飲み込みの状態もよく、食べれる力が残っていると感じました。形状や体位、声かけ、タイミングに配慮し家族とも一緒に確認しながら摂取をすすめました。訪問時以外でもヘルパーさんや家族が熱心に介助してくださり経口摂取量が増えるのと共に活気が出て手拍子を打ち、歌を歌われる光景がみられるようになりました。
最初は点滴に依存していましたが経口からゼリーなどを摂取するうちに会話ができるようになり、本人さんも歌という楽しい時間をもてるようになりました。今回のことを通して経口摂取の大切さを再認識することができました。
利用者様より手作りの作品を頂きました。 訪問看護受付に作品を飾っています。
看護師のつぶやき(2018.2月)
看護師:山下 眞弓
急性期病棟から訪問看護に異動し3年が過ぎました。 訪問看護は24時間対応の緊急当番携帯があること、人数の少なさ、1人で判断するなどデメリットがよく言われますが私なりに思ったことがあります。訪問看護の目的は治療ではありません。疾病を抱えながらでも住み慣れた家で居心地良く暮らすことを援助していくことです。
パスやマニュアルはなく1人1人にあわせたケアが必要となります。 病棟で決められた業務をこなす日々が続き心身共に疲れ切った私にとっては新鮮な学びがたくさんありました。また患者さんが自宅で最期を迎えることを希望した時、家族の方と一緒にお手伝いをすることもあります。日々の訪問でケアを行いながら最期を迎えた利用者さんの表情はとても穏やかでした。
独居であっても自宅で最期を迎えられた方は眠るように息をひきとりました。 エンゼルメイクを行い生前、愛用していた服をきた姿は静かで綺麗な姿でした。 大変な事もありますが命の尊さとともに後悔なく生きる事の大切さを教えていただいたと思っています。
「最期まで自宅で過ごしたい」~多職種連携による看取り~
訪問看護ステーションみき 山下光代
地域包括ケアシステムとは、病気になったり、体が衰えたりしても、住み慣れた地域で最期まで暮らせるよう医療と介護が連携するサポート体制のことです。
今回、高齢で一人暮らしのAさんの「最期まで自宅で過ごしたい」という強い希望に、訪問診療、ケアマネジャー、訪問介護、訪問リハビリの多職種で連携し、自宅で看取りをした症例を紹介します。
Aさん 80歳代 女性 慢性呼吸器疾患で在宅酸素6L/分吸入し、歩行、食事摂取、トイレは自立していました。Aさんは、食べ物の好みや暮らし方にこだわりがある方でした。ご自宅は整理整頓し、歩く時に酸素チューブが引っかからないよう物の配置を工夫されていました。長い間、ヘルパーさんが日常生活を支えてきましたが、シャワー浴時に呼吸が苦しくなってきたため訪問看護導入となりました。
訪問看護を開始し、9か月経過した頃より、シャワー後の呼吸困難が強くなり、徐々にベッド上生活になりました。入院について検討し、ご本人に確認しましたが「家でいたい」という気持ちは変わらず、ケアマネジャーが中心となり、サービスの見直しが行われました。一人暮らしのため、緊急ベルを押したときの対応について話し合いを行い、警備保障会社を通して、訪問看護につながるよう連絡体制をとりました。また、食事を摂取できない時に点滴を行い、状態が悪化した時に緊急訪問するなど診療所と連携し、医療面でのサポートをしました。飲み込みが悪くなり、食事が食べられなくなってきたため、ヘルパーさんは、好みや食事形態を考えて、ミキサー食や手作りのミックスジュースを介助してくれました。また、清潔ケアや排泄介助などの日常生活援助をしてくれました。多職種がそれぞれの役割を果たしながら協力し、最期を自宅で迎えることができました。
今後も利用者様の思いに寄り添う看護を目指して、多職種で連携して関わっていきたいと思います。
訪問看護ステーションみき
- 所在地
- 〒761-0612 香川県木田郡三木町氷上112-1 地図を表示(Googleマップへリンク)
- TEL
- 087-891-0503
- FAX
- 087-864-4121
- 施設長
- 山下 光代
- 職員数
- 10名 看護師 8名・理学療法士(PT) 2名・事務1名
- 沿 革
- 2000年 4月1日:開設
- 許可・指定
-
- 介護保健法(緊急時訪問看護加算・特別管理加算)
- 健康保険法(24時間連絡体制加算・重症者管理加算)
- 特別疾患治療研究事業委託
- 労災保健指定訪問看護事業者
- 生活保健介護指定
- 生活保護医療指定